血を増やすことが大事、タンパク質と鉄分がメイン

血流が美容と健康の基本

 

美容でも健康でも「血流」という言葉を聞きます。

 

また血液サラサラ

 

具合が悪い時は

 

血色が悪い

 

血が足りない

 

など「血」がつく言葉、表現は多いです

 

東洋医学の1つの側面は血液に関係します。

 

 

血の働き

 

血流とは血の流です

 

血とは、体の中で一体どんな働きをしているのでしょうか?

 

血は主に

 

・水分を保つ

 

・体温の保持

 

・届ける

 

・回収

 

・体を守る

 

の5つの働きをしていると言われています。

 

血液が巡らないと、細胞が死んでしまいます(壊死)

 

血が足りないと、命に関わるほど重要なものですね

 

逆に、血流がしっかりしていると、心も体も元気に、美容面にも効果が高いです

 

 

血流を考える前に知っておきたい、血が足りない現状

 

血流といつと、

 

ドロドロ血液、さらさら血液

 

 

を思い浮かべる人が多いです

 

たしかに今ある血液の流れがスムーズになることも必要ですが

 

あなたに知ってもらいたいことがあります

 

それは

 

血が足りない人が多い

 

という現状です

 

血が足りないと貧血?

 

「でも私貧血は問題ないと言われます」

 

とお声が多いです

 

これは、測り方や、基準値の問題です

 

あるデータによれば、月経後の女性は、ほぼ理想値より低く、閉経するまで慢性的に低いそうです

 

分かりやすく言うとほとんどの女性が血が足りない傾向にあると言うことです

 

また婦人科疾患、不妊などでお悩みの方は、ほぼ足りません(実際に問診すると、貧血を言われるまたは引っかかったことがあるかたが殆どです)

 

 

血の量が足りなければ当然、血の流れも良くありません

 

血流を考える前に、血液を増やすことを意識してください

 

血の量が足りなければ、流ないのは当然のことですね

 

どうして血が足りないの

 

ではなぜ血が足りないのでしょうか?

 

それは、血の材料となるものを食べていないからです

 

筋肉の材料がタンパク質などのように

 

血液も、食べたもので作られます

 

材料となるものを食べなければ、当然血もつくれません

 

「ちゃんとご飯食べてますよ」

 

 

と思いましたか?

 

食べてはいても、材料が足りていないのです・・・

 

これは、野菜などに含まれる栄養素が減ってきていること、調理器具の変化、糖質をメインとした食生活の変化などに関係します

 

血は主に、「鉄分」「タンパク質」がメインの材料となります。

 

この2つがそもそも足りません

 

・野菜の栄養素が減れば、同じ量を食べても、栄養素の量で言えば減っています

※野菜の摂取量も減ってきて、かわりにパンや麺などの糖質が増えています

 

・鉄の調理器具を使えば、鉄の摂取量が増えますが、鉄の器具の使用がへっています

 

このように食べてはいても欲しいものが、足りないのが現状です

 

栄養はバランスが必要で、ビタミン、ミネラルなども足りないとうまく働かないのですが、基本の鉄とタンパク質が、足りていないとの認識が必要です

 

血の量を増やしたければ、バランスのよい栄養をとりながら、タンパク質、鉄分を積極的にとる必要があると言うことですね

 

実際、海外などでは、食材に鉄を混ぜるなどの国を挙げての対策をしている所もあるようです

 

ちなみに、鉄とタンパク質は、セロトニン、ドーパミンなどのホルモンとも関係しています。

 

足りなければこれらのホルモンもうまくつくれません、すると「うつ」などにも関係してきます。

 

現代人がなぜ、貧血、冷え、婦人科疾患、不妊、うつ、自律神経失調症などが多いのか、理解できますね。

 

今の日本の普通の生活をしていると、足りないといえます、意識して積極的に取らないととても足りないのですね。

 

血を増やして健康的で綺麗になってくださいませ

 

あなたの体質をより良くしたり、心と体の健康、綺麗にあなたになっていただきたいです

 

ぜひ、食事などに氣を付けて、血の量をふやして、血流を改善していただければと思います

 

血を増やした後の、血液の流をさらに良くすることや、血を作るために五臓の調整などに鍼灸はおすすめです