うつ、婦人科疾患、更年期、健康な子供、綺麗になるには鉄とタンパク質を補うこと

うつ、婦人科、妊娠などには鉄とタンパク質を補うことから

 

当院でのご相談で以下のお悩みがあります。

 

・精神的な症状である「うつ」

 

・生理痛、更年期、不妊、健康な子供

 

・綺麗な肌や健康的な美

 

これらは、いっけんバラバラなようですが、実は同じ原因で起こっていることがあります。

 

 

それは、鉄とタンパク質の不足が関与していると言うことです。

 

現代人に食についてはこちらを参照→(記事:質的栄養不足の現代人

 

命のもとの血が足りていない

 

では鉄とタンパク質が何に関与ているかというと、

 

「血」

 

に関係し、血の材料となります。

 

体の中から血の量が減ると命を落とします

 

血が体を巡ることを血流と言います。

 

それは5つの命を維持する上で大事な働きをしています

 

①水分を保つ

 

②栄養素などを届ける

 

③老廃物などを回収する

 

④体温を維持する

 

⑤免疫に関わる

 

です。

 

東洋医学では、氣、血、津液がバランスの良い状態を目指します。

※氣はエネルギー、血は血液、津液は血以外の水分を指します

 

3つの要素の1つが血(血流)になります。

 

血流というと、ドロドロとサラサラの考えが思いつきそうですが、

 

血が足りていないという問題が症状に関係してきます。

 

これを東洋医学では「血虚」と言います。

 

古代から東洋医学では、

 

「女性の体は血が基本」という言葉もあるように血の重要性が言われています。

※女性は定期的に、血を流します。母乳のもとは血液です

血が足りていない(血虚)ことが重要なポイントになります。

 

ちょっと見に現代人の食生活は充実しているようですが、

タンパク質は、平成7年をピークに、減り続け平成23年どでは、昭和25年と同レベルの摂取量というデータもあります。

鉄分は、厚生省の理想とする量のおよそ半分しか取れていないと言われています。

 

血の原料は、鉄が注目されますが、水分を除けばタンパク質が成分になっています。

 

食事からの摂取量、血の材料が減れば、当然出来上がる血の量は減り、流れる血流も下がるのは当然です・・・

慢性的な血虚状態とも言えますね。

 

血の不足によりでてくる症状

 

血が不足すれば、血流が下がります。すると当然のように脳への血流も下がります

 

脳の働きが低下すれば、記憶力の低下、気持ちの面でも働きが落ちます。

 

認知症への関係(特に糖質過剰摂取でリスクがあがります)も言われていますし、

 

脳には感情や精神に関係する

・幸せホルモンのセロトニン

・わくわくホルモンのドーパミン

・やる気ホルモンのノルアドレナリン

 

があり、これがうつに関係します。

これらのホルモンを作るのに鉄が必要不可欠です。

 

婦人科疾患でも

 

「子宮は血の海」

 

と言われる程、女性と血は関係が深いです。

 

生理痛、更年期症状、妊娠しやすさ、冷えなどの婦人科疾患はほとんどが、血と関係しています。

 

血(血流)を改善すれば、症状は改善に向かいます。

 

また、母体が鉄やタンパク質が不足していると、子供が自閉症になりやすいという話もあります。

 

将来のお子様の健康のためにも知っておいてもらいたいです。

美容面でも、

 

血が足りなくて貧血になると、爪に表れスプーン爪になります

唇も色を失い、口元の魅力が下がります。

 

肌の状態、髪の状態、目力にも関係してきます。

 

美容にも健康にもあなたの人生をより良い方向にしてくれます。

 

鉄とタンパク質の補い方

 

昔に比べて野菜に含まれている栄養素がかなり減っています。

 

鉄のフライパンを使用すると鉄を吸収できますが、フライパンの種類が変わってきています。

 

新鮮で、地元の農家さんが作った野菜を摂取るするように意識してください。

 

また、サプリメントで補うこともオススメです

 

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タンパク質は、植物性(大豆)より、魚、魚より肉が質が良いです。

 

特に鶏肉はコスト的にも手軽ですし、薬膳でも

「鶏肉は、気血を補い、体を温め、胃腸を助ける」

「内臓を補強し、脾臓と胃を整え、婦人病と産後に良い」

と書かれています。

 

卵もオススメです。

 

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鍼灸と組み合わせで相乗効果

 

食事の改善のみでも、精神の症状、婦人科疾患、美容と健康アップは可能です。

 

鍼灸のみでも、同じように精神の症状、婦人科疾患、美容と健康のアップは可能です。

 

でも、この2つの組み合わせ

 

すなわち

 

食による内側からと施術による外側からの改善を組み合わせるとさらに効果がアップします。

 

また、施術のさいにその時に最適な生活や食事のアドバイスも可能です。

 

薬に頼る前に、基本の食事から

 

一般的には

 

元気が出ない→心療内科で薬

 

生理痛が酷い→薬で軽減

 

子供ができにくい→ホルモン剤

 

肌ツヤが乾燥する→基礎化粧品

 

などの流れになります。

 

しかし、薬は必要な場合もありますがリスクもあります。

 

根本からの改善にも向きません。

 

実際に、食事のみで精神疾患や婦人科の症状を改善される先生が増えてきています。

※施術と組み合わせたほうがさらに効果的ですが

 

薬に頼る前に、基本である食事を改善してみてはいかがでしょうか?

 

あなたが美容と健康を手に入れて、明るい未来になりますように

 

この記事が参考になれば幸いです